塾生のSOSを拾ってあげること。それがスタッフの役割だ!
こんにちは。
丹波で働きだして早半年。未だに故郷の博多弁がとれる気配がないハルです。
今回は、6月25日・26日の土日に開催されました当塾のキャリア教育「キャリアトークカフェ」について綴りたいと思うばい。(笑)
そもそもなんでWise upはキャリア教育とかいうもの導入してるの?って疑問に思ったアナタ。
ズバリ!
Wise upは「社会で活躍できる人材の養成」を目的において運営しているからです。
でも、まだまだ小さなコミュニティで生きている子供たちからすると、「社会で活躍するってどういうこと?」ってなると思います。
なので、実際に社会で活躍しているセンパイとお話ししてみようよ!という画期的なイベントが「キャリアトークカフェ」なのです。
6月は「夏の2Daysスペシャル」と題し2日連続で開催されました。
そこで、私がこの2日間で感じたこと、考えたことをダイジェストにお伝えするばい。
6月25日(土) 松本浩美 センパイ
松本センパイは「ホー
松本センパイには、自身の歩んできた経歴やホームレスのおっちゃんたちのことを話していただきました。
参加者「就職活動をせずに、学生時代から関わっているHomedoorで活動を続けようと思ったのはなぜですか?怖かったりしないんですか?」
松本センパイ「私たちがやっていることが間違いではないと思っているから、企業に就職しなくても怖くなかったし、何よりも私を変えてくれたおっちゃんたちに恩返しをしたいから。」
小さいときにいじめられていた経験をお持ちの松本センパイ。
中学生のとき、ホームレスのおっちゃんたちに炊き出しをするボランティアに参加した際、1つのおにぎりをおっちゃんに渡したときに言ってもらえた「ありがとう。」の言葉。
松本センパイにとって、この「ありがとう。」と言われたことが、「私を見てくれた」と感じ、自身が変わるきっかけになったそうです。
1つのおにぎりがお互いを助けることに繋がりました。
そして、おっちゃんたちが自立して生きていくようになるためには、「SOSを発信してもよい相手を作ってあげることだ。」と松本センパイは教えてくれました。
おっちゃんたちは、自己肯定感が低く、「どうせ自分にできることなんてない。」「死んだ方がましだ。」など悲観的になってしまうようです。
これは自己肯定感を養い中の子供たちにも十分起こりうる状態です。
生きていくには自分で考え、行動することが必要になってきます。なので、当塾では生徒に、「まず自分で考え、目標を立て、やってみる」ということを常に言っています。
そして、生徒が目標の立て方が分からないとか、行動の仕方が分からないとなったとき、自己否定に入る前に、スタッフにSOSを投げれるような関係性を作っていくことが第一だと思います。
家庭や学校では言いにくいこと。でも、塾のスタッフになら言ってもいいかな?って思ってもらえるような環境を作らないといけないと感じました。
Facebookイベントページ
https://www.facebook.com/events/889577914522190/
6月26日(日) サカモトハルヒコ センパイ
2日目には大学入試事情に超詳しいサカモトセンパイにお越しいただきました。
「教育の2020年問題」や大学選びのコツについて話していただいたプラス、自身が携わったことのある業界や企業のお話もしていただきました。
「やりたいことがなくて当たり前。まずは、興味があるものに対し、興味を持ち続けること。」
まだまだ狭い世界で生きている子供たちは世の中にどんな仕事があって、どんな生き方があってって知らないわけです。
そんな中、やりたいことを決めろなんて酷な話だと。
「サッカーをしたことない人に、どこのポジションにつきたい?」と質問しても、「やったことないし分からない。」と返答されるのが当たり前だと。
そこで、サカモトセンパイはこう提唱します。
「大学は、学生がもった興味をガンガン尖らすのが役目でもある。興味があることは、必ず学問に繋がる。だから、今興味があるものが何か認識し、興味を持ち続けることが自分に合った大学を選ぶことに繋がる。」
なかなかスタッフにも相談をせず、進路に迷っている塾の生徒がサカモトセンパイの話を聞いたあと、
「自分は興味があるものがたくさんあることがダメだと思っていた。だから行きたい大学や学部が分からないんだ。実は、〇〇や▲▲、他にもこんなことに興味があるんだよ。」と、自分から興味があることを積極的に教えてくれるようになりました。塾生が心に秘めていたことを私たちスタッフに教えてくれたことで、一緒に次のステップに進めた気がします。
キャリアトークカフェを通して、塾生がSOSを発信し、解決への道を切り開くことができました。
確かに、この生徒のように多くの人が、幼稚園児くらいのころは自分が興味持ったことに対し、比較的取り組めやすかったものが、いつからか「これはダメ。そんなことしたって無駄。こんなの好きだなんておかしい。」みたいな環境に追いやられ、気付くと興味があることを押し殺して生きているなんてこともありますね。
サカモトセンパイの話を聞いて、22歳の私も、もっともっと興味があることを掛け合わせ、尖らせていきたいなと感じました。
Facebookイベントページ
https://www.facebook.com/events/515210205346790/
以上、センパイ方、ご参加していただいた皆様、素敵な2日間をありがとうございました。
7月のキャリアトークカフェはお休みで、8月は「頭の良くなる合宿」を開催致します。講師には3月キャリアトークカフェにいらして下さった中川崇センパイをお呼びしております。
詳細はこちら。
https://www.facebook.com/events/265450103825871/
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