国語の小説問題を読み解くカギは日常生活に転がってた!?

9月13日(火)のろじかるんるんでは、国語(現代文)の小説問題を読み解くカギを伝授!

小説問題では、「Aさんはこのときどう思ったのか答えよ」や「Aさんはなぜこのような行動をとったのか答えよ」など、人物の感情を書かせる問題がよく出題されます。

例えばこんな問題。


Aさんは食べるのを楽しみにして取っておいた自分のアイスを弟に勝手に食べられた。
次の日、Aさんは弟のお菓子を勝手に食べた。

問:Aさんはなぜ弟のお菓子を勝手に食べたのでしょうか?


問の答えとなる人物の感情について、問題文中にははっきりと書かれていることはあまりありません。(嬉しいと思ったとか悲しかったとか)

小説中に書かれているのは「事実」「言動」です。

では、与えられた「事実」「言動」でどのように「感情」を考えていったら良いのでしょうか?

まず物事は、

①その出来事の事実
②感情
③言動

で多くが成り立っています。

なので先程の問題に当てはめると、

①事実:食べるのを楽しみにして取っておいた自分のアイスを弟に勝手に食べられた。
②感情:文中にはっきり書かれていないが問われている箇所
③言動:次の日、弟のお菓子を勝手に食べた。

②に当てはまる正解は、とても悔しくて弟の好きなものを食べて仕返ししてやろうと思った(から)。
「悔しいと思った」「仕返ししてやろうと思った」といった感情が入ります。(この問題の答え

物事は、①事実に対し、②どう思ったかという感情があり、③だから発言(行動)した。
となっているのです。

ではその②にあたる小説問題でよく問われる人物の感情を読み解くカギになるのは何でしょうか?

それは、日常生活で起こった出来事を、まず①事実②感情③言動の3つに分けて、②の感情のデーターをたくさん蓄積して頭においておくことです。

人は日常生活の中で「楽しい」「悔しい」「むかつく」「嬉しい」など様々な感情が沸いていると思います。
その感情がどんな事実のもと生まれたのか考えたり、こんな行動をなぜしたんだろうと、自分の感情に対してや起きた事実に関して考えるクセを身につけると、小説問題の登場人物(上記の問題ならAさん)を自分に置き換えて考える事ができ、問われている「感情」が解答できるようになると思います。

 

このようにろじかるんるんでは、テストや問題を解くときにカギとなるものやヒントを伝授していきますよ~☆

受講者の中には、「学校のディベート(討論)の授業でろじかるんるんで習ったこと使えたよ!」や「テストの点数がめっちゃあがりました!」などお声を頂いています☆

日常生活で賢くなりたい仲間募集中。

次回の講座は・・・?

日時:9/20(火)19時~20時15分 場所:当塾3階「講義室」

※初回受講に限り、どなたでも無料でご受講いただけます!!2回目以降の受講料は塾生540円、塾外生2700円です。

ご質問等ございましたら、お気軽にコメントやメッセージをどうぞ。

以上、学習道場Wise upからお知らせでした。投稿スタッフ:ハル

論理講座9.13 ②講座様子9.13 ①

 

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