頭の良くなる合宿2019を終えて

1/5~6、頭の良くなる合宿を開催しました。
非常に楽しく、学べた2日間だったので、改めて数日経って感じた事を報告したいと思います。

・参加してみて感じた事
まず一番は、本当に頭使った!ということです。頭使いすぎて疲れたけど、ストレスの溜まる感じはなく、楽しかったと感じました。大袈裟でもなく本当に清々しく、また、しばらく経つと頭の中がクリーンになったような気がしました。

それから、参加者それぞれの意見が聞け、同じモノを考えているのにアプローチから着地点まで全く違うので、感心することが多く、おもしろかったです。

その中で、たかしくんの考え方は、ずば抜けて分かりやすく、芯を捉えていたように感じました。
おそらく参加者は、たかしくんの言葉の中で、それぞれ違った、自分だけに響くワードだったりヒントが得られたんじゃないかと思います。
得られるものは、人それぞれ、ただ皆なにか得られただろうと思わせてくれました。

・実際に合宿で変わったと思う事
私は、今までの自分の欠点が明確化され、思考のパターンが変化してきたように思います。また、普段は自分自身も気付いていなかったプレッシャーやストレスから解放され、以前より物事に対して前向きに考えられるようになりました。

合宿後、大変驚いたことは、大学院まで数学を学び、幾度となく高校生に教えてきた、専門である数学を解くプロセスや教え方に変化が現れたことです。
これまでもなるべくパターンの暗記にならないよう応用が利くように教えていたつもりでも、知らず知らずの内に、型にハマった狭い高校数学の中だけの世界の教え方をしていたのだと感じさせられました。
問題を解くとき、今まで大体のアタリを付けて解いていたものを、仮説と検証から問題に向き合うことで、型にハマらず柔軟に、また気持ちよく問題が解けました。

問題の解き方自体に変化があったわけではなく、解く為のプロセスが変化し、その結果感情にも大きく変化が現れました。
これまで、ただ作業として解いていたときは「間違えられない」という自身から沸き起こる謎のプレッシャーもあり、アタリを付けて解き始め、解けて当たり前、間違えると嫌な気分になっていました。
しかし合宿後は、仮説を立てて検証するというスタンスになり、仮に間違えても仮説からやり直すだけだと思うと気持ちも楽になり、何より、アタリもつけず解き始めるので結果、正解が出ることで楽しさが生まれました。

生徒の答案に対しても、それを仮説ととらえる事で、教え方も、数学を教えるという作業となっていた以前よりクドくならず、検証することでシンプルかつ伝わりやすくなったのかと思います。

何より驚いたのは、このようなプロセスや教え方の変化は、特に意識したわけでもなく、自然と身に付いていたことです。
実際、生徒からの質問に答え終わり、しばらく後に、問題に対してこんな捉え方、教え方しとったっけ?と自問して気付きました。

 

・合宿の様子など
また合宿の内容についても、参加者の状況次第で臨機応変にカリキュラムが変わっていき、飽きることなく終始楽しく頭を使う状態が保たれていました。

そして合宿後、数日経って改めて感じる事は、非常に発言し易い場が出来ていた。
生徒学生の時代から様々な授業を受け、教員になっても研修受けたり、人の授業を見る機会も多くあったが、今回の合宿程、発言しやすく、また自由を感じる場というものはなかったように思います。
上手く言葉にできなければたかしくんがフォローしてくれ、見事に意見を引き出すので、心地よく話すことができました。

 

・さいごに
考えれば考えるほど、あれもこれも合宿の成果と思えることが、合宿後1週間で多々あることに驚いています。
実際に体験してみないと、難しいかもしれませんが、本当に変化を促してくれる合宿でした。

今後も、合宿していく予定ですので、是非ともご参加ください!

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